ピアノを楽しく続けるには

いまだ緊急事態宣言中ですが

消毒、換気しながらのレッスンもすっかり習慣化してまいりました。


コロナ前には レッスンを付き添っていらしたご両親の方には

今は外で待ってもらっていたり、大変申し訳なく思ってます。

ご理解ご協力いただき 心から感謝しています。


こちらも、付き添いの方がいらっしゃらない分

家での練習が、今まで同様円滑に進むよう

次へのレッスンへの課題、宿題の気を付けるポイントを

詳細に楽譜に書き込むようにしています。


さて、ピアノのレッスンを楽しく続けるには

なんといっても 家での練習が必要になります。

本当にちょっとの時間で良いんです。

毎日歯磨きをするのと同じように、それが習慣化すること。

可能であればいつも同じような時間帯にピアノの前に座る時間が取れればよいと思います。


私のピアノ教室にいらっしゃる方には、一番最初のレッスンで

必ず家でレッスン内容を復習することをお願いしています。

また、周りの家族がピアノに関心を持ち

”今日のレッスンはどうだった?”とか

”上手になったね” ほめる声掛けもお願いしています。


一週間に一度のレッスンに来るだけでは、成長に限界があります。

レッスンで学習したことが、次回先に進められるよう、家で少し練習してみる。

レッスンでは なかなかできなかったところが 一日二日と家で弾いているうちに

楽に弾けるようになる。

そうすると、弾けて楽しいな、次のレッスンでは先に進めるかな、楽しみだな

と楽しんで続けていけると思うのです。


レッスン時には一人一人に合った内容で

家での練習カリキュラムを出していますが

ここはやはり歯磨きと一緒で、家でピアノの前に向かう習慣がつくまでは

周囲のご家族の方が応援してあげてほしいと思います。


私自身、子供のころは1年生で1時間、2年生で2時間、3年生で3時間と

練習時間を決められていました。

もちろん忙しい今の子どもたちは こんなに長い時間は取れません。

うちの息子は今小学4年生で、とくにプロでピアノを目指してはいませんが

5歳でピアノを始めてからは毎日欠かさず、朝登校前に30分から40分ピアノを練習してます。

本人も気持ちが乗らなかったり、難しい課題を投げ出したり

そう楽ではありませんが

それでも、難しい曲、憧れの曲が弾けるようになると楽しいようで

学校でも練習した曲を披露しているようです。


音楽は勇気や慰め、感情に寄り添う、時代や国を超えた普遍的なものです。

それを奏でることができるためには本人の努力

その努力をつらいと思わせずに

楽しく上達してもらえるようには私の役目だと思ってます。









よねもりピアノ教室

横浜市西区のピアノ教室です。講師は国際コンクール優勝歴を持ち、名門ドイツハノーファー音楽大学の修士を持つ本格派。大学音楽科の講師、ヤマハ音楽教室の講師育成コースの講師として教えた経験もあり、楽しく丁寧に教えます。

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