コンクール審査

先日、日本クラシック音楽コンクールの本選を審査してきました。

平日にもかかわらず、幼児から大人まで

たくさんの方が演奏し

お一人お一人の演奏に敬意を表し

今後への期待も込め、できるだけ多くのコメントを書いて、採点させていただきました。

皆さん、予選を通過していらっしゃる方なので、さすが

演奏にも安定があり、ステージマナーも堂々としていらっしゃいました。

このコンクールは、自由曲なので

思い思いの曲を弾いていらっしゃいましたが

やはり選曲は大事です。

数多のピアノ曲から、

自分の良さ（リズム感が良いとか、俊敏な指さばきとか、音が重厚とか…）

をアピールできるよう、また限られた演奏時間内で

技術力、表現力などいろいろな要素が発揮できる曲を選ばなければなりません。

そして、身の丈にあった選曲も大事です。

近年では、競争も激しくなり、低年齢で

曲芸のように、大人びた曲をスピード感満載で

弾くようなことも耳にします。

教え込まれ、訓練されたものではなく

自分の感性や考えの追いつく範囲で、曲に取り組んでほしいなと思います。

とはいえ、日本のピアノのレベルは世界的にも非常に高いです。

私も、大いに刺激を受け、自分も頑張らなきゃと思いました。

私も来月11月25日に、久々バイオリンのリサイタルでピアノを弾きます。

ベートーベン、スーク、プロコフィエフ、ラヴェルとピアニストも大変なプログラム

です。毎日忙しく、なかなか練習時間が確保できませんが（言い訳）

それこそ、身の丈に合った演奏で、バイオリニストの方を

支えていけたらいいと思います。

がんばります！

最後になりましたが

レッスンスケジュール情報です。

現在の空き枠

土曜日11時～

第2、第4火曜　4時～

その他にも可能時間がありますので、ご相談ください