今年は5年に一度開催される
ショパン国際ピアノコンクールの年、
先日ついに始まりました!
世界中の若いピアニスト達が
それぞれのショパンを真剣に取り組む姿に
心打たれます。
ショパンの音楽は、一見ロマンティックで自由に思われがちですが
正しい読譜による緻密な計算、繊細なコントロールが求められます。
高い技術力はもとより、音色、バランス、テンポ、ペダル、呼吸。
これはショパンに限らずですが、作曲家の意図を正しく読み取り
その作品の魅力を、演奏者が自分なりの表現として音にしていく。
時を超え、作曲家と対話しているような崇高な気持ちになります。
私自身もドイツに留学していたころ、多くの国際コンクールを受けました。
舞台袖からステージへ向かうまでの心臓の鼓動、張りつめた空気。
そして呼吸、集中を整え、一音目を出す勇気。
この一回のステージのために
何百時間と練習してきて、すべてをこの一瞬にかける集中力。
ショパンコンクールの配信を見ながら
私もむかし経験した緊張感がよみがえります。
コンクールは、単なる順位を競う場ではなく
自分の音楽がどう評価されるか、試される場だと思います。
大舞台で演奏する機会、自分の信念を審査員の先生方に評価してもらい
また他の出演者の演奏も聴くことで、たくさんの経験と刺激を得ることができます。
それは、成長していくための大切な過程になるでしょう。
ショパン国際ピアノコンクール挑戦者の演奏を通して
改めてたくさんの感動と刺激をもらっています。
生徒の皆さんとも 日々の小さな瞬間に会得する
音楽の感動を共有できたらと思っています。
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