習い事
今から9年前ですが
長男を出産したとき
病院で 同じ日に出産したママが
生まれたばかりのわが子を抱きながら
〝この子が2歳になったらスイミングとピアノ、
英語を習わせるわ!”
と話していて、何事にも後手の私は
その見事な将来図に たいそう驚いたのを覚えています。
いつから、何を習わせるか
親は悩ましいところですよね。
親の 子供に対する夢や期待もありますし
子供が〝ピアノ習いたい!”
といっても、この意志は果たして長続きするのだろうか?
と、考えてしまったり。
私自身は、両親が音楽家だったこともあり
5歳から、母親のもと ピアノを習い始めました。
当時のことはあまり覚えていないのですが
家庭環境から ピアノを習い始めたのは
必然的なことだったのでしょう。
ピアノの他は、スイミングスクールに通っていたくらいです。
小さい頃は、ピアノが好きか嫌いか
そんなことを考えるより以前に
ピアノを弾くことが、日常で歯磨きをする
ご飯を食べる、寝る
と同じような、当たり前のことになってました。
学年の時間数だけピアノを弾きなさい
と言われ、小1では1時間。小2では2時間。
とはいっても 練習も 好きな曲は積極的に、嫌いな曲はだらだらと。
人より、少したくさん練習していたかもしれませんが
ごく普通の子でした。
そのうちに ピアノが得意
自分が演奏すると みんな褒めてくれる
という単純な動機から、少しずつピアノを
もっと突き進めたい 自分から思うようになりました。
この一生モノの 習い事を与えてくれ
ピアノがうまくいったときも いかなかったときも
いつも理解し応援してくれた 家庭環境に すごく感謝してます。
習い事を始めるのに、適齢はありません。
明確な志望動機もありません。
習ってみようかな、習わせてみたいな
と思った時が適齢なのです。
新しいことを始める一歩を まず踏み出してみる。
それが これからの人生に 少しでもプラスになれば
どんな習い事にしても、その経験が 大きな価値があったといえると思います。
0コメント