先生として
先生として教え始めて25年ほどたちます。
私が”先生”と呼ばれた初めての場は ピアノではなく、中学高校です。
教員免許を取得するため、大学3年の時、教育実習で音楽を教えました。
実習に行く前、大学の教育学の先生から言われた言葉
”難しい専門用語を並べ、長々と説明するより
誰にでもわかる言葉を選び、端的に説明しなさい。
先生は明るく元気に、教科を好きになってもらえるよう努めなさい”
この言葉は、今でも私の教訓になっています。
この時初めて ”先生”と呼ばれ、こそばゆいような気持とともに
先生の接し方で、生徒に大きな影響を与える責任ある仕事に
身の引き締まる思いだったことを思い出します。
その後教員にはつかず、演奏家を目指しドイツへ留学しましたが
ドイツでも、現地の子供にピアノを教えたり
帰国したからは宮城学院女子大学の音楽科や
ヤマハの専門学校ヤマハ音楽院にて
いつも教えるということが傍らにあり、今に至ります。
どれだけたくさんの人と接してきたでしょうか?
中には、ピアノが好きで私と同じ音楽の道に進んだ人
ドイツに興味を持ち、ドイツ語学科に進んだ人
大学時代の教え子の子供がピアノを習いに来たり。
うれしく、頼もしく、ありがたい限りです。
ピアノを通して、人とのかかわりを大事にし
初心を忘れず、私自身もまだまだ成長し続けていきたいと思います。
0コメント